ご家族で切手コレクターの方がいて、たくさんの切手を集めていたが今は興味がなくなって集めなくなった、この切手どうしよう…。
切手ブームの時にこれでもかと集めていたが興味がなくなって大量の切手の処分に困っている…なんて方いません?
自分が集めてないと価値もわからないからどうしていいかわからないですよね…今回はどんな切手があるのかから買い取ってもらえない切手のゆくえまでご紹介いたします!
どんな切手があるの?
価値のある切手ってどんなもんかわらかないですよね?
以下にいくつか価値のある切手を紹介しますので手元の切手と照らし合わせてみてください。
まずは日本の切手から紹介しましょう。
◆見返り美人◆
発行は1948年
価値：高い
サイズが珍しく縦に長いタイプで縦67mm、横30mmと日本で発行された切手では最大サイズになります。
浮世絵のデザインであることから日本国内だけではなく海外でも非常に人気の高い切手の1つです。
バラ切手単体で買取価格は3000円ほどです。
◆月に雁◆
発行は1949年
価値：高い
こちらも見返り美人と同様に日本の切手としては人気の高く、デザインも縦長を採用しております。
こちらの切手ですが歴史の教科書にも掲載されており、歌川広重作品の図案としてデザインされているのが特徴です。
切手コレクターからの評価も高く、バラ切手単体で5000円ほど買取価格が見込めます。
◆えび蔵◆
発行は1956年
価値：そこそこ高い
えび蔵といえば、歌舞伎役者の市川海老蔵が有名ですが、そのえび蔵切手です。
切手趣味週間シリーズとして発行された1枚ですが、サイズは現在で日本国内で発行されている切手と同サイズになります。
ただ発行部数が多いので買取価格がバラ切手だと200円程度、切手シートで5000円程度の買取価格になります。
◆ビードロを吹く娘◆
発行は1955年
価値：そこそこ高い
こちらは喜多川歌麿が描いた浮世絵がデザインになっている切手です。
サイズは先ほどのえび蔵と一緒で日本国内で販売されている現行切手と一緒です。
バラ切手だと300円程度、切手シートであれば3000円ほどの買取価格になります。
次に紹介する中国切手は日本の切手より価値は上がります。
◆赤猿◆
発行が1980年
価値：とてつもなく高い
中国で初めて発行された年賀切手です。
中国切手で最も有名な切手ですね。
バラでも価値が非常に高く、単体でも20万円程度の価値があります。シートであればさらに価値は上がります。
◆毛主席の最新指示◆
発行が1968年
価値：とてつもなく高い
希少価値があり高額な中国切手といえば毛主席シリーズです。
その中でも毛主席最新指示は非常に価値が高く、5種連刷であれば単体でも50万円近い価値になります。
◆少年たちよ子供の時から科学を愛そう◆
発行が1979年
価値：とてつもなく高い
こちらの切手ですが発行部数が10万部しかないので流通している量からしても希少価値があります。
その中でも中2元小型シートの価値が非常に高く、1枚18万円ほどの価値があります。
◆大パンダ◆
発行は1963年か1973年
価値：非常に高い
言わずと知れたパンダ切手ですが、1次と2次というように2つにわけて発行されております。
入手難度としては比較的低く、価値も高くみられないものの6種の完品状態であれば15000円ほどになるので切手買取相場では高いほうになります。
◆牡丹シリーズ◆
発行が1964年
価値：小型シートであればとてつもなく高い
価値が出るのは2種類。
15種類そろった状態のバラ切手か小型シートが価値があります。
特に小型シートは発行部数が少ないのも手助けし、希少価値が非常に高いものになっております。
15種そろったボタンシリーズは30000円前後、小型シートで18万円程度の価値があります。
◆天安門図第3版◆
発行が1950年
価値：非常に高い
天安門図版第3版は7種類発行されていて、バラでもすべてそろった状態であれば30000円程度の価値があります。
◆関漢卿組合せ◆
発行が1958年
価値：非常に高い
関漢卿が戯曲を創作してから700年を記念して発行された中国切手になります。
単片のほかに3種類の切手が1枚にあったシートが発行されてます。
この小型シートの価値が20000円ほどの価値があります。
◆毛主席の長寿をたたえる◆
発行は1967年
価値：とてつもなく高い
この時代に発行された中国切手は現存しているものが少なく希少価値が高いです。
ただ現存しているものが少ないのをいいことに偽物も多いのが実情。
2回に分かれて発行され第1次が5種、第2次が3種発行されており、完品状態であれば、150000円程度、買取価格も100000万円程度の価格になります。
次にアジア圏以外の海外の切手ですが、国が多いので価値もピンキリではありますが最もメジャーで価値のある切手を紹介しましょう。
◆ブルー・モリシャス
発行された日は1847年
価値：非常に高い
別名ポストオフィス切手と呼ばれ、市場に中々でてこない切手として有名で価値に関しては簡単につけられないほど希少価値があります。
もし仮に値段をつけるとしたらおそらく1億円以上になるといっても過言ではないでしょう。
ただ最後に発見されたのは60年前ですからもう残っている可能性はかなり薄いですが浪漫はありますよね。
◆ペニー・ブラック
発行された日は1840年5月6日
価値：非常に高い
ペニー・ブラックは1840年にイギリスで発行された世界で初めての切手です。
名前の由来は額面が1ペニーであることと刷った色が黒なのでペニー・ブラックと呼ばれております。
このペニー・ブラックですが価値は10万円越えです。買取価格にいたっては80万円ほど見込める代物です。
◆ペンス・ブルー
発行された日は1840年5月7日
価値：非常に高い
ペンス・ブルーはイギリスで世界で2番目に発行された切手になります。
このペンス・ブルーですがペニー・ブラックより価値がわずかに高く、未使用品であれば発行年月日や状態にもよりますが、10万円を超える価値を持つといわれております。
使用済みでも2万円～3万円ほどの価値があるので持ってたら使用済みでも捨てはしないと思いますが捨てないほうがいいですね(笑)
◆ペニー・レッド
発行された日は1841年2月10日
価値：そこそこ高い
ペニー・レッドは1841年にイギリスで発行された世界で三番目に発行された切手です。
名前の由来はもう言わなくてもわかると思いますが、額面が1ペニーで刷った色が赤いのでペニー・レッドと呼ばれております。
ぺ二－・レッドの買取価格はバラ切手で6000円程度、価値は10000円ほどになります。
ここで挙げた切手は有名な価値の高い切手のみですが、ここに載っていないからといって価値がないわけではないので、捨てたりしないでくださいね(笑)
切手を売るときの注意点
切手を売る際の注意点としては以下の点に注意しましょう。
・額面を調べる
売りに行こうとしている切手の額面が総額でいくらなのか必ず計算しましょう。
これを調べておくと見積もりを出されたときに事前に確認した総額面と提示された買取金額を照らし合わせることができ、結果、総額面より提示された買取金額が低ければ断ることもできる。
とりあえず二束三文で売りたければ何も言えませんが、半額以下であればあまりにも低いので売らないという選択肢もありです。
・保管状態
やはり状態によって値段が左右されますから、すでに欠けてたり、敗れているものは事前に省きましょう。
使用済み買取してくれないのが原則だが消印の日付によって価値が変わる場合があるので、それは買取業者に一度相談してみましょう。
また大量の切手をバラの状態で持っていくとその時点で買い取ってくれない場合もあります。
買取業者が仕分けしてくれればいいのですがその場合手数料を取られる場合もあるのでバラの切手の場合は面倒ではありますが売る前に仕分けしておきましょう。
・買取してくれる業者を選ぶ
買取業者は金券ショップなどがあるが、おすすめは切手買取専門店ですね。
以下におすすめの切手買取専門店を紹介します。
↓スピード買取
↓福ちゃん
上記の2店舗の共通点は簡単に言うと対応が早く、丁寧、そして買取価格が他の同業者より高いことが特徴です。
査定は無料ですから気軽に相談できるのも良い点です。
この2店で合い見積もりすれば効率がいいですね。
買取ってもらえない切手のゆくえ
さて買い取ってもらえなかった切手や総額面より低く見積もられた切手は捨てるか、そのまま持ち続けるかしかないと思ってません?
そんなことはなくて郵便局へ持っていくと新しい切手に交換してくれるって知ってました?
正確には切手1枚につき、5円の手数料がかかりますが、それで新しい切手シートに交換してくれます。
そうして交換した切手シートを自身で使うもよし、新しい切手シートをそのまま再度買取業者へ買い取ってもらえるか相談してもいいです。
買取に関しては新しい切手シートなので買い取ってくれる可能性が高いです。
まぁただこちらも5円の手数料がかかりますから事前に手数料分を入れた金額は調べておいたほうがいいでしょう。
切手買取相場教えちゃる!まとめ
あぁちょっと補足話しておきますね。
ええと切手買取相場に関してはあくまで相場ですので時期によって相場は変動する場合がありますからあしからず。
今回の記事で切手の価値や相場がどんな感じがさわりでもわかってもらえたら幸いです。
それではまた～。
