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地方自治法施行60周年記念切手とはどんなものなのか

地方自治体法というのがまずよくわからないですが、それを記念した切手があるそうです。しかも毎年少しずつ発行されていたとか。全然気が付きませんでした。郵便局はいろいろな記念切手を作っているんですね。というわけで、切手収集家でもない限りほぼ聞き馴染みのない「地方自治法施行60周年記念切手」についてあれこれ勉強したいと思います。

地方自治法60周年記念

「地方自治法って何?」なんてそんな細かいこと考えて説明しようとすると、難しくて頭から煙が出そうなので割愛します。とりあえず、よく地方自治体っていう言葉を聞くと思うのですが、それに関する日本の法律だとざっくり思っておいてください。大体合ってます。1947年4月に公布されて、同年の5月3日に施行されました。その60周年の記念ということで、次の70周年に向けて2008年から2016年という少し長い期間の中で47都道府県が順番に発売されました。つまり、すでに全ての都道府県が発売されています。そして2016年に全てが出揃ってすでに販売も終わっています。残念。ですので、全部揃っているのはそれなりに貴重です。
内容は、各都道府県それぞれの名所だったり名物だったりが絵柄に採用されていて、切手じゃない部分もフルカラー写真になっているので、そのまま取っておくのが正解だろうと言わんばかりのものです。1シートに切手が5枚入っていて、上の方に1枚と、下に2×2の4枚という並びになっています。馴染みのない県だと「こんなところがあるんだ」と興味を惹かれます。
実は、切手だけではなくて同じような内容の記念硬貨も発売されています。というか、連携して発行されています。ですので探すと記念切手じゃなくて記念硬貨が出てきて「あれ?」と思うかもしれませんが、同じタイミングで手を取り合って発行されたものです。

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地方自治法施行60周年記念切手の見どころ


1番最初に発行されたのは北海道です。北から順番かと思いきや次は京都なので、順番がどのように決まったのかは不明です。北海道はタンチョウが背景と切手にも使われています。全てをバラバラにする必要はないので、このように特に有名だったりシンボルだったりするものは多様されています。北海道はその他は風景やクリオネなどどれも代表するもので構成されています。たった1シートでそれぞれの自治体の雰囲気や見どころを感じることが出来るのが一番の見所ではないでしょうか。
ちなみに私は東京の出身ですが、東京は、背景が東京マラソン。切手は東京タワーとレインボーブリッジとユリカモメ・東海道五拾三次之内の日本橋朝之景・髙尾山薬王院飯繩権現堂・伊豆大島・小笠原諸島、となっています。1枚目がすでにクライマックスって感じに東京が詰め込まれています。そして有名な東海道五拾三次と今も残る東京の自然。東京がこの60周年で残したかったものはこれらのようです。
埼玉県は今度お札にもなる渋沢栄一が使われています。人物を使っているところは少なく、あとは高知県の坂本龍馬と佐賀県の大隈重信くらいです。ほとんどが自然や文化財や伝統的なものや名所を採用しています。個人的には静岡県が全部に富士山を採用していて、主張が激しくて好きです。山梨県も対抗していますが、富士山は背景と1枚。静岡県強い。栃木県の背景がとちおとめなのもパンチがきいてると思います。

コレクションをやめるとき

せっかくコレクションをしていても、ふと何かの事情や気持ちの移り変わりで手放すことを考える人もいるでしょう。そのまま捨てるのはもったいないので本当にやめましょう。もう販売されていないものです。残念ながら販売終了してそんなに経っていない2019年現在では額面通りでしか買取はしてもらえませんが、それでもただ捨てるよりはいいと思います。新しくコレクションをしたい人とってはそれはお宝です。また、1枚だけだと高くなくても、全て揃っていたり記念硬貨もセットであったりすると買取金額は上がります。
ぜひ、手放すのであれば専門家に査定をしてもらって適切な価格で買い取ってもらいましょう。「福ちゃん」「バイセル」「買取プレミアム」は、切手買取の業界でも有名なところです。お願いして損はないと思います。

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地方自治法施行60周年記念切手とはどんなものなのか まとめ

記念切手でこのような長期計画で発行されるものはなかなかないと思います。シリーズ物の切手はありますが、記念切手とは違うので。残念ながら地方自治法がどのようなものなのかはわからないままですが、それでも、各自治体が自分の自治体の素晴らしいものを選んだ切手は素敵なものです。自分の生まれ育った場所が採用されていると嬉しいですよね。
持っている方は是非大切に保管してください。そして手放す時はぜひ専門のところに。集めたくなった方は、同じく専門のところでぜひとも買ってください。そうやってコレクションは巡り巡るのです。

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