切手っていってもいろいろな種類があって、普通切手、特殊切手、記念切手、国体切手、年賀切手、琉球切手 etc
数ある切手の中でも希少価値のある切手が中国切手ですね。
中国切手って?な人多いと思います、うむ(勇者ヨシヒコのメレブかおまえは)。
で、今回は中国切手ってなに?からおすすめの買取業者までご紹介いたします!
目次
中国切手とは
中国切手っていうぐらいなので中国で発行された切手のことを指します。
正確には中華人民共和国が建国された1949年以降に中国郵電部郵政総局から発行された切手になります。
プロレタリア文化大革命(1966年~1977年)の時期に国外への輸出禁止とあわせて切手収集も禁止され古い切手は処分されました。
この時期の中国は毛沢東が先頭に立って資本主義を排除し社会主義を確立させるため、権力闘争に明け暮れていた時期で政権内部での権力闘争だけならまだしも最終的に民衆にもその思想が広がり、中国国内は大混乱の時代でした。
中国切手の希少価値がほかのプレミアム切手より高いのはこういった時代背景があります。
中国切手の価値
時代背景から中国切手はバラ切手単体でも非常に価値の高い切手が数多く存在します。
日本の切手は明治・大正時代に発行された古い切手の価値が高いですが、中国切手の場合、文化大革命の時期に発行された切手や昭和以降に発行された割と最近の切手も価値が高いとされております。
文化大革命時期に発行された切手が文化切手といわれ、この時期は前述したとおり、輸出禁止、切手収集禁止の時期ですので本来、中国国内でしか流通していない切手ですから特に価値が非常に高いです。
中国切手の価値が高い理由
1つが前述した文化大革命で国外への輸出禁止と切手収集禁止の影響があります。
切手収集の禁止については欧米の文化とみなされたようですね。
もう1つが日本国内の切手収集ブームがあります。
日本国内の切手収集の歴史は1957年にグリコのおまけで世界の切手がついてきたことが火付け役となり、1950年代後半から1960年代にかけて大きなブームになったようです。
文化大革命の時期(1966年~1977年)と日本の切手収集ブーム(1950年代後半~1960年代以降)の時期が重なったことが中国切手の価値を高めたといえるでしょう。
希少価値のある中国切手
中国切手の中でも特に希少価値のある中国切手が以下です。
・赤猿
発行が1980年。編号がT46.
中国で初めて発行された年賀切手です。
中国切手で最も有名な切手ですね。
バラでも価値が非常に高く、単体でも20万円程度の価値があります。
シートであればさらに価値は上がります。
引用:切手画像は以下ページから引用
・毛主席の最新指示
発行が1968年。編号が文10。
希少価値があり高額な中国切手といえば毛主席シリーズです。
その中でも毛主席最新指示は非常に価値が高く、5種連刷であれば単体でも50万円近い価値になります。
引用:切手画像は以下ページから引用
https://www.fuku-chan.info/kitte/china/?page=seo&item=kitte
・少年たちよ子供の時から科学を愛そう
発行が1979年。編号がT41m。
こちらの切手ですが発行部数が10万部しかないので流通している量からしても希少価値があります。
その中でも中2元小型シートの価値が非常に高く、1枚18万円ほどの価値があります。
引用:切手画像は以下ページから引用
・大パンダ
発行は1963年か1973年。編号が特59か革14。
言わずと知れたパンダ切手ですが、1次と2次というように2つにわけて発行されております。
入手難度としては比較的低く、価値も高くみられないものの6種の完品状態であれば15000円ほどになるので切手買取相場では高いほうになります。
引用:切手画像は以下ページから引用
https://www.fuku-chan.info/kitte/china/?page=seo&item=kitte
・牡丹シリーズ
発行が1964年。編号が特61m。
価値が出るのは2種類。
15種類そろった状態のバラ切手か小型シートが価値があります。
特に小型シートは発行部数が少ないのも手助けし、希少価値が非常に高いものになっております。
15種そろったボタンシリーズは30000円前後、小型シートで18万円程度の価値があります。
引用:切手画像は以下ページから引用
https://www.fuku-chan.info/kitte/china/?page=seo&item=kitte
・天安門図第3版
発行が1950年。編号が普3。
天安門図版第3版は7種類発行されていて、バラでもすべてそろった状態であれば30000円程度の価値があります。
引用:切手画像は以下ページから引用
https://www.fuku-chan.info/kitte/china/?page=seo&item=kitte
・関漢卿組合せ
発行が1958年。編号は紀50m。
関漢卿が戯曲を創作してから700年を記念して発行された中国切手になります。
単片のほかに3種類の切手が1枚にあったシートが発行されてます。
この小型シートの価値が20000円ほどの価値があります。
引用:切手画像は以下ページから引用
中国切手は数が多いのでここでは書ききれないですが、上記以外の切手でも価値のある中国切手は数多くあります。
このように通常の切手買取相場では考えられない金額で買い取られているのが中国切手になります。
おすすめ中国切手買取業者
中国切手買取でおすすめの買取業者は以下です。
◆おすすめ1位!
↓スピード買取
切手売るならバイセル
ここの特徴は専門性の高い査定員が在籍、買取実績は業界トップクラスで買取査定のリピーターが多い、買取ジャンルが幅広い、押し買いはしない、クーリングオフ制度がある、査定が24時間申し込める、プライバシー保護やアフターフォローが万全であるところですね。
特にアフターフォローに関しては、査定終了後に満足できるサービスを提供できたか本社担当者より直接確認の連絡をしております。
査定員の質は充分だったか、裁定した品物が理由なく極端に安く買取されてなかったか、売買契約の説明はしっかりとしていたか、今後のサービス品質向上のため利用した方、すべてに確認し、これから利用するすべての方のために万全の体制づくりをしています。
◆おすすめ2位!
↓福ちゃん
ここの特徴は豊富な実績がある、丁寧な査定、査定員の知識が豊富、1点からでも査定OK、返品・クーリングオフ制度があるといったところでしょう。
あと顧客第一といえるところがお客様相談室があることと Web からであれば24時間いつでも査定OKというところですね。
また査定に関していうと今どきっぽいですね、LINE でも査定を受け付けてます。
細かい部分ではありますが、こういった細かな部分がしっかりしているところが好印象です。
この2店舗で言えることは買い取り額の高さとスピードですね。
迷ったらこの2社で合い見積もりをしてもらうのが一番効率がいいです。
切手買取では合い見積もりが日常茶飯事ですから切手を高く売りたいのであれば合い見積もりをおすすめします。
中国切手の買取はどこがええですかー?まとめ
1月ももう中旬をすぎちゃいましたねー。
正月ボケがーっていって通用する時期はすぎちゃいました…あー仕事したくねー(クズだな、おまえ)
あっ中国切手でしたね。
中国って切手発行してたんですね(笑)
中国以外の切手なら見たことがあったのですが、中国切手ってあんまりみたことなかったんですよね。
でもちゃんと理由がありましたね。
文化大革命の時期があったので他の国の切手より絶対的な流通量が少ないから見ることがなかったんです。
そりゃ価値も出るわな。
個人的にこの文化大革命の印象はあまりよくはないです。
名目上は資本主義の復活を阻止する社会主義活動なのですが、蓋をあければ毛沢東が復権するためのただの権力闘争だったんですよ。
そのために国民が大混乱に陥り、さらに貴重な文化遺産の破壊や経済の停滞を招きました。
特に文化遺産の破壊は最悪ですね。
これ以前の中国は歴史の教科書でも習う通り、日本よりずっと文化が進んでいた中国なのに文化大革命があったがために進んでいた文化が衰退し、国際的な流れにも後れを取ったといっても過言ではないでしょう。
そのおかげで中国切手に希少価値があるわけですが、歴史的観点からみるとあまり褒められたものではないですね。
今回はここまで。それではまた~。