切手が日本に登場したのは明治4年で、当初の切手は「竜文切手」と言われていて江戸時代の通過での額面が表示されていたそうです。
その後、日本の発展と共に郵送目的の切手を始め宣伝媒体としての切手など非常に多くの切手が発行され現在に至っています。
今ではインターネットの台頭により、手紙やハガキを利用する機会も激減し、私たちにとって切手は馴染みの少ないものとなっているのが現状ですが、一昔前は手紙のやり取りが主流であり、大切な手紙やハガキは大切に保管されていたりするものです。
また、昭和の時代には記念切手などが発売されると郵便局に長蛇の列ができたほどの空前の切手ブームも存在し、切手は骨董品や古銭と同様に収集価値の高いものとして扱われた歴史もあり、ご家族の誰かが集められた切手が家に保管されている方は多いのではないでしょうか。
インターネットの普及、郵政局の民営化、宅配サービスなどの流通革命、仮想コインの高騰など世の中の価値が急激に変わっていく今、切手を利用する機会や、投資目的や趣味としての収集家の存在も希薄となり、切手の需要はどんどん下り、その価格の上昇や維持さえも期待できないかもしれないという話をよく聞きますが、昔の切手はもう発行されることも無いわけで、その歴史的価値が無くなるわけではありません。
今回は「買取プレミアム」という切手を買取る業者の評判を調べてみましたので、切手の買取を依頼される場合は是非参考にしていただきたいと思います。
切手はどれぐらいの値段で売れるのか
未使用の切手は収入印紙と同じく金券扱いされ、お金と同等の価値を持つものです。
収入印紙の換金は換金率が98%程度とかなり高い率ですが、切手は郵便料金専用といった用途に限られることや、買取を仲介する業者の利益などから換金率はそれほど高くないのが現状です。
切手の種類にもよりますが、昭和初期ぐらいまでの切手でない限りその換金や買取の相場はバラの切手の場合は半分以下、シート状の切手の場合でも60〜80%と収入印紙に比較すれば額面割れをするのが通常のようです。
一方、切手の中にはプレミアがついた切手ももちろん存在し、代表的な日本切手としては「ビードロを吹く娘」「見返り美人」「月に雁」などがあり一枚数万円という値打ちがついた時代もあったそうです。
最近ではシート状の綺麗な状態でない限り、一時のような高値がつくのも難しくなっていますが依然として希少価値からくる人気は消えてはいません。
また、中国切手も一時投機ブームにより需要が高まり、文化大革命時代に発行された流通枚数の少ない切手や「赤い猿」のような人気のある切手が一枚50万円という高値で取引されたのも事実です。
現在においても切手収集家は日本や海外に存在し、発行枚数の少ない切手等は歴史的な希少価値が認められており、非常に高い買値で取引されるケースも少なくありません。
更に最近では、使用済みの切手に対しても、その消印自体が評価される場合があり消印の押された年代や局印によっては価値あるものとして取引されているようです。
前述した「竜文切手」の使用済みハガキなどは1枚1万円以上の高値がつくほど価値が認められているのです。
金券と同じ扱いの切手ではありますが、その値打ちは、いつ、どこで、何枚発行されたものかで決まる場合が多く、特に昭和30年以前の切手は歴史的に希少であり、高い買値のつくものは多いと思われます。
ですから、戦前戦後に生きられた方が収集された切手や、当時やり取りされたハガキ、手紙などを大切に保管されている場合には、専門業者に査定を頼むことで思わぬ価格で買い取ってもらえる可能性は低くはないのです。
切手買取プレミアム概要
切手買取プレミアムは(株)BuySell Technologiesが運営する「買取プレミアム」という買取サービスです。
同社はネット型リユース事業を展開する東京に拠点をおく会社ですが、その特徴は買取依頼先を訪問する出張型の買取をメインで運営するサービスを展開していることです。
出張買取の地域は全国に対応し、買取の商材も切手以外に古銭、記念硬貨、骨董品、着物、洋服、毛皮、、ブランド品、宝石、アクセサリー、時計など多枝に渡り、522名の多数の従業員で、WEBや電話対応を含め、24時間年中無休で全国に出張対応する体制を確保しています。
基本の買取サービスは出張買取ですが、他社と同様に宅配(郵送)による買取や東京にある店舗でも買取を行っており、出張費や査定料、郵送料などは買取の有無を問わず無償で行っています。
切手の買取価格
「買取プレミアム」の買取価格ですが、WEBのサービスページに「他店より買取金額が1円でも安ければ全品返却いたします!」と明言しており、買値に関しては自信があるようです。
その背景としては会社の買取事業戦略にあり、買い取った商材すべてを管理保管し、適切な転売ルートや時期を判断し利益を最大化する工夫を継続して行っておりある程度の買値で買い取っても転売後の利益が確保できる強さを持ち合わせていることが挙げられますし、売上実績にも買取の強さが表れているようです。
切手の場合は、貴金属や着物などと少し異なり、実際に切手を使用する目的で買取転売される場合と、収集家向けに転売される場合があります。
前者のケースの買取価格は額面の6割から8割程度となるのが一般的ではありますが、希少価値のある切手は国内外のECを通じて転売やオークションにかけられ、それなりの利益を上げているため決して悪くはない買取価格と思われます。
査定・接客
利用者にとっては査定担当者が家を訪問するのに抵抗があるかもしれませんが、切手はちょっとした糊の剥がれ、耳の破れ、折れなど外観上の品質により値打ちが変化しやすいため、宅配査定より出張査定をお勧めします。
「買取プレミアム」は過去に、出張担当者による依頼商材以外の商材の査定問い合わせの熱心さがクレームとなった経緯もあるようですが、それを機に「決済コール」「フォローコール」と呼ばれる顧客の満足度や買取契約に関する状況を買取部隊とは別の部門が担当し、サービスを監視するシステムができ、不招請勧誘行為防止や法の遵守、顧客の満足度向上にも力を入れているようです。
また、女性客のための女性査定員を指定できるサービスも準備していたり、社員研修や現場のOJTを通じ、査定員の教育を行い出張サービスの向上に努めています。
もちろん全ての査定員が切手を鑑定できる実力があるとは言えませんが、切手の取扱や説明を聞けばおおよそ実力も把握でき、不満があれば本部に伝えることができるため問題は少ないと思われます。
切手の買取なら買取プレミアム
切手買取プレミアムの口コミ整理
実際に切手の買取を依頼した利用者の口コミを整理し抜粋してみました。
買取価格
切手コレクションとなると複数業者に見積を依頼される方が多いようですが、査定結果も他社に負けていないようです。また依頼者が想像していた以上に買取価格が良い傾向にあるようです。
・父親の遺品の切手コレクションを3社に査定依頼したが、買取プレミアムが一番査定がよかったので買い取ってもらった。
・祖父のコレクションを何社か見積りをして、最も高額だったのが買取プレミアムだった。
・非常に対応が早くあっという間に査定してもらえた。しかも買取価格は満足いくものだった。
・数百枚の切手を査定してもらい5万円ほどだった。複数社の査定で最も高額だった。
・海外切手が想像以上に高額で驚いた。海外の転売ルートを持ち合わせているため他より高く買い取れるとのことだった。
査定員・接客
切手の知識がある人もない人も、査定員の知識や切手の扱いに関心するコメントが多いです。
また、接客も親切丁寧という口コミが殆どのようです。
・若い方だったが、切手の知識が豊富で安心して任せることができた。
・切手の説明が丁寧でわかりやすく気持ちよく買取をしてもらった。
・引っ越しの日程で急いでいたが、連絡しその日に出張査定してもらえ非常に迅速で助かった。
・一枚一枚丁寧に扱い、査定してもらえた。切手の扱いもプロらしく安心して任せられた。
・切手の知識は自分ほど無いだろうと思っていたが、査定員は祈念切手の名前など即答するので驚いた。
・素人にもわかりやすく説明してもらい楽しい買取ができた。
・本当に遠方まで迅速に対応してもらえて感謝でした。
切手買取プレミアムの評判 まとめ
今回は切手の出張買取サービスを行っている「買取プレミアム」の評判を整理しましたが、如何でしたでしょう。
WEBや電話で申し込むだけで全国どこでもすばやく訪問し、無償で査定をしてもらえますし、査定員の接客評判も悪くなく、査定額も他の業者に劣らない結果となっています。
昔の切手やハガキを大切に保管されている方は地方に住まわれている場合が多いようですが、お住まいの近くには切手を買い取ってくれる業者が存在しない場合もあるかもしれません。
切手はその価値が外観に左右される繊細な商品ですから、持ち運びや郵送などでダメージを与えるリスクは極力避けたいもので、出張買取はこのようなリスクのない簡単で確実な方法と言えます。
切手の買取依頼を検討されている方は一度「買取プレミアム」で査定をお願いしてみる価値はあると思います。
切手の買取なら買取プレミアム